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編集長、私に1000円ください。

1000円でヨーヨー祭り!

1000円でヨーヨー祭り! 20070906


1

秋祭りをやればいいじゃないか…秋ってなぜだかもの悲しいね。<br><br>来週お誕生日だというのに、なぜかさびしげな編集長…<br>
秋祭りをやればいいじゃないか…秋ってなぜだかもの悲しいね。

来週お誕生日だというのに、なぜかさびしげな編集長…
暑い夏も終わりましたね。
そして夏祭りも終わってしまいました……

もういちど祭りで盛り上がりたい。しかし祭りは来年までこない。

うう、がまんできません。
今年はヨーヨー釣りしてないんです!

なんとかして編集長の1000円でヨーヨー祭りを開催することはできないでしょうか?


ジャーン!
そして見つけたヨーヨーセット。
大安売りの945円(税込)で、ヨーヨー100個と留め具、ゴムがついている。

さて、本当に100個入っているのか数えてみたら、なんとうれしいことに3個も多く入ってたじゃないの。
激安なら1000円以下。<br>普通は1500円前後らしい。<br>
激安なら1000円以下。
普通は1500円前後らしい。
並べてみると、なんか可愛い。<br>色のバランスもとれている。<br>
並べてみると、なんか可愛い。
色のバランスもとれている。

2

ポンプの向きが悪いと水がうまく入らないので注意。<br>水は大きな器にたっぷり入れておくほうがやりやすいです。<br><br>
ポンプの向きが悪いと水がうまく入らないので注意。
水は大きな器にたっぷり入れておくほうがやりやすいです。

さすがに口で膨らますのはつらいので(っていうか、その場合だと水を口に含んでから風船をふくらますわけで…絶対やだし)別売りでポンプを購入。
これでヨーヨー職人になれるのだ。

まずは、線のところまで水を入れ……
別売りのポンプは500~600円くらい。<br>本物の職人が使うスペシャルポンプは3000円近くもする高級品でした。<br>
別売りのポンプは500~600円くらい。
本物の職人が使うスペシャルポンプは3000円近くもする高級品でした。
1回、2回、3回…順調に空気が入ると、だいたい5回くらいでちょうどいい大きさになります。<br>初めてのときはけっこうドキドキする。<br>
1回、2回、3回…順調に空気が入ると、だいたい5回くらいでちょうどいい大きさになります。
初めてのときはけっこうドキドキする。

3

セットに入っている器具に留め具を乗せて、ゴムと一緒にパチン。<br>
セットに入っている器具に留め具を乗せて、ゴムと一緒にパチン。

空気が入ったら、ポンプからはずして口をねじり、ゴムと一緒に止め具でパチン!

こんな画期的な器具があったなんて!

お、おもしろい!
やめられないとまらない。

ふと横を見ると、ヒレ原君が一生懸命何かをしている…

人形を、人形を入れてるんです。<br>えい、えい。<br>
人形を、人形を入れてるんです。
えい、えい。

4

かわいいよー、パンダ入りヨーヨー。<br>
かわいいよー、パンダ入りヨーヨー。
おおおーーー。
なんてかわいい!

ヨーヨーの中にミニミニパンダが入っているじゃないの!

これは絶対に子どもたち喜ぶよね!

と思いきや、若い女子社員たちもかわいいと絶賛!



ねえねえ、じゃあこれも入れてみてよ、むかし社長のお土産にもらったオランダの少女アイリーン(筆者名付け親)。
ごっつぁんです。<br>わたくしアイリーンと申します。ぜひヨーヨーに入れてください。<br>
ごっつぁんです。
わたくしアイリーンと申します。ぜひヨーヨーに入れてください。
む、無理っす…。<br><br>ごめんねアイリーン、君はパンチボールに入ったら絶対にかわいいと思うんだ。<br>
む、無理っす…。

ごめんねアイリーン、君はパンチボールに入ったら絶対にかわいいと思うんだ。

5

身近なところにいたヨーヨー職人。あとはまかせた。<br>
身近なところにいたヨーヨー職人。あとはまかせた。
さあさ、サクサクいくよー!

さすがに103個のヨーヨーを1人で作るのは大変。
若い者に交代してあたしゃひとやすみ……

あ、休んでる場合じゃない。
釣りをつくらなくちゃ!
止め具は、そう。<br>ゼムクリップで作ろう!<br>
止め具は、そう。
ゼムクリップで作ろう!
クリップを曲げて作った釣具。<br>たしかこんな形だったよね?<br>
クリップを曲げて作った釣具。
たしかこんな形だったよね?

6

みんな、見た目にごまかされちゃだめだよ!<br>
みんな、見た目にごまかされちゃだめだよ!
ティッシュペーパーとトイレットペーパーで作ってみた。

トイレットペーパーだと、見た目は太くて頑丈そうだけど、すぐ水にとけるという弱点が…
ティッシュペーパーは水濡れにも強いけど、これじゃー商売にならんもんね。

そうこうしているうちに、103個全部のヨーヨーが出来上がりました。
おお、出来上がった103個。<br>カラフルでいいね~!<br>
おお、出来上がった103個。
カラフルでいいね~!

7

ヨーヨーしかない祭り。<br>だってこれはヨーヨー祭りだから。<br>
ヨーヨーしかない祭り。
だってこれはヨーヨー祭りだから。

みなさーん!

ヨーヨー祭りがはじまりまーす!

お客が来る前に気合を入れて準備。

さあ、いつでもこい!

奥さん、タオルの巻き方がどうもちがうような気がします。

周囲の注意を受け、タオルを巻きなおす。
なるほど、これが職人巻きか。

さあ、いらっしゃいいらっしゃい!

うーん、なんかちがう…<br>そのタオルの巻き方はよく畑で見かける形だ。<br>
うーん、なんかちがう…
そのタオルの巻き方はよく畑で見かける形だ。
続々お客が来場。<br>1回10円だよ!<br>
続々お客が来場。
1回10円だよ!

8

せめて1個くらいはとってくださいよ、社長。<br>
せめて1個くらいはとってくださいよ、社長。
「ねえ、これさー、全部とっちゃってもいいの??」

と元気に釣りはじめたまいぷれ社長だったが……

そしてとなりでは、どうしてもパンダ入りがほしいパンダ王子。
「なんでパンダヨーヨーの回りだけすっごく山になってるんすか」

それは商売のヒミツだからいえないね。
そのときパンダ王子はすでに100円以上の出費をしていた。
パンダヨーヨーをとって、いったい何に使うのか。彼をそこまでとりつかせたパンダってすごい。<br>
パンダヨーヨーをとって、いったい何に使うのか。彼をそこまでとりつかせたパンダってすごい。

9

時間を決めての開催にしました。<br>
時間を決めての開催にしました。
きりがないので、時間をきめて開催することに。

いやぁ、ヨーヨーだけでこんなに盛り上がるとは思わなかった。
しかも全員大人だし。

やっぱ祭りってすごいねー。
毎回このような賑わいです。<br>大人のヨーヨー祭り。なかなか実際には見られません。<br>
毎回このような賑わいです。
大人のヨーヨー祭り。なかなか実際には見られません。
「じゃますんなよ」「だめっす」<br>ここでは先輩も後輩もない。非情な世界なのだ。<br>
「じゃますんなよ」「だめっす」
ここでは先輩も後輩もない。非情な世界なのだ。

10

「思い切って500円玉出そう!」<br>そういって彼は490円のお釣りをもらうのだった。<br>まったく思い切っていない。<br>
「思い切って500円玉出そう!」
そういって彼は490円のお釣りをもらうのだった。
まったく思い切っていない。
もう小銭がないよ…

すいません、両替してもらえませんかね?


10円に笑うものは10円に泣く。

小銭はもっておくものだよ。いつどこで祭りがあるかわからないからねー。



そして、まだ1個もとれていない若者は、とうとう腰を据えた!
「ここで取らなきゃ男じゃないっす!」<br>と言いながら狙ったヨーヨーは、空気が抜けてしぼんだすっごい小さいやつだった。<br>
「ここで取らなきゃ男じゃないっす!」
と言いながら狙ったヨーヨーは、空気が抜けてしぼんだすっごい小さいやつだった。
と、とれた!とれましたっ!<br>この大きさのヨーヨーでここまで喜んでくれておばさんはうれしいよ。<br>みてこの満面の笑み!<br>
と、とれた!とれましたっ!
この大きさのヨーヨーでここまで喜んでくれておばさんはうれしいよ。
みてこの満面の笑み!

やっぱ、お祭りって楽しいね~~~。
1000円でここまで盛り上がれるとは…
で、本日の売上は480円。なんと1人で12個釣り上げたつわものもいました!
けっこうみんな釣り上げて、残ったヨーヨーは40個。これは会社近くの保育園の子どもたちにあげました。

みんなが楽しいヨーヨー祭り。ぜひ1000円でやってみてね!
あ、まだここにとれてない人がいた…<br><br>が、がんばれ。<br>
あ、まだここにとれてない人がいた…

が、がんばれ。

編集長、私に1000円ください。 written by 編集部ナカムラ

編集長のポケットマネーから月々1000円をもらって、
それを有効に使うというこのコーナー。
はたして1000円はどこまでがんばれるのか!?
たかが千円、されど千円。 いやいや、「さすがは千円」でしょ。
編集長がいやだと言うまで続けたいと思います。
(ちなみに消費税は自己負担)